父・
シーバードは生涯戦績が8戦7勝。英国ダービー、凱旋門賞、サンクルー大賞典、リュパン賞優勝。敗戦は3歳時のグラン・クリテリウムの2着。
シーバードの父は
ネイティヴダンサーの直仔の
ダンキューピッド、
シーバードの母・
シカラードの父は
シカンブル。
シカラードの母・マルメラードは
テディ系。母のプライスレスジェムは
ヘイルトゥリーズンの産駒。プライスレスジェムの母・
サーチングは
ウォーアドミラルの産駒。プライスレスジェムはフュチュリティSで
バックパサーを破るなどの活躍をした馬。この母系はアメリカ屈指の基礎牝系のラトロアンヌの系統という名門牝系。アレフランスは3歳時、2戦2勝。クリテリウム・デ・プーリッシュでは16頭立ての15番手で直線をむいて、前の14頭をごぼう抜きで勝つと言うレースを展開し、フランスのベスト3歳牝馬に選ばれる。4歳時は休養明けいきなりフランス1000ギニーに出走し優勝。その時の3着馬はダーリア。この時点で英国ダービーの本命になるほど。英国ダービーを考慮に牡馬と初対決となったリュパン賞で7着となって、フランスオークスに矛先を向けるとこれを制覇。2着はダーリア。その後、秋にはヴェルメイユ賞を制覇してフランス牝馬3冠(たしか間違いないはず)を達成。直後、凱旋門賞に出走して2着、英国のチャンピオンSも2着でその年は終了。明け5歳。この年はロンシャンだけで走って、5戦全勝!凱旋門賞、ガネ−賞、イスパアーン賞、アルワ−ル賞、フォア賞に優勝。6歳は凱旋門連覇を目指すも秋にはピークをすぎて凱旋門賞は5着。それでも、ガネ−賞、ドラ−ル賞、フォア賞に優勝し、チャンピオンSでも2着。引退レースはアメリカの
ナショナル・サラブレット・チャンピオン・インターナショナル(D2000m)で11着(唯一度のダート戦)。『ロンシャンの女王』と言われただけあって、ロンシャンでの成績は17戦12勝2着1回3着1回4着1回5着1回。アレフランスの主戦騎手は大ジョッキーのイヴ・サンマルタン。21戦全て彼の騎乗であった。また、宿敵のダーリアとは8度対戦して全て先着!ちなみに、1970年生まれの馬は、
グランディ、ダーリア、
セクレタリアト、ミスタープロスペクタ−、フォアゴー、
ハイセイコー、
タケホープなど。