栗毛の非常に見栄えの良い馬であったそうだ。大型馬だったためにゆっくりと仕上げられ、2歳時はルースプレートの1戦したのみで2着。3歳時にはウッドディットンSを楽勝すると、2000ギニーで3着となり、ダービーはレコードで圧勝、更にセントジェームズパレスSを勝った。しかし、屈腱炎によってセントレジャーは断念、4歳時にアスコット金杯を目指しプリンスオヴウェールズS(ケンプトン)を勝ったが、故障が再発、引退となった。通算7戦4勝。半弟にセントジェームズパレスSを勝ったTom Pinch。
種牡馬としては、英伊で供用され、1935の伊
リーディングとなっている。代表産駒は、伊ダービーなどを勝った
Pilade、英1000ギニーなどを勝ったScuttle、イタリア大賞を勝ったJacopo da Pontormo、プリンセスオヴウェールズSなどを勝った
The Recorder、キングジョージSを勝った
Clustine、英ダービー2着のWalter Gayなど。