名種牡馬
Bend Orの初年度産駒で、同期の僚友で無敗の3冠馬
Ormondeとは近親にあたり、殆ど同じ血統構成を持つ。大柄な馬で骨格のつくりが良かったそうだ。ジョン・ポーター厩舎のプライヴェートトライアルでは2歳時とはいえ
Ormondeに勝利、素質は同等と高く評価された。
デビュー勝ちの後ニューSで2着となり、その後5連勝。しかし、ルースメモリアルで故障を発生、その後結局脚が回復することなく現役を終えた。
Ormondeが破竹の快進撃を続ける一方、種牡馬としてその能力を示すしかなくなった
Kendalだが、初年度にRoy Neil、3年目にBlairfindeと愛ダービー馬を立て続けに輩出、そして4世代目で
Galtee Moreを出し、愛英でリーディングサイアーに輝いた。また、産駒の
Tredennisは種牡馬として成功し、その父系を広めた。その後1901年にアルゼンチンへ渡り、カルロスペレグリーニ大賞などを勝ったBronce、ナシオナル大賞などを勝ったFloreal、亜ジョッキークラブ大賞などを勝ったCasiopea、ポリャデポトランカスを勝ったAldeanaなどの活躍馬を出して、1908には亜
リーディングとなった。亜
リーディングBMSにも2度輝いている。