訂正。
ザテトラーク自身はあくまでも芦毛中興の祖。
全てのサラブレッドの芦毛がこの馬に由来しているわけではない。本当の由来はブラウンロータークとオルコックアラビアンの2頭。このどちらに由来するかは分かっていない。
現役時代は2歳時のみしか走っておらず7戦無敗。
デビュー戦ではスタート後100Mで他馬を10馬身以上引き離してしまい,名手ドノヒュー騎手は終糸立ち上がったまま。それでも4馬身差の圧勝。2戦目のウッットコートSを快勝して望んだ3戦目コヴェントリーSではレースを見ていなかった観客が2着馬を勝利馬だと勘違いするほどぶっちぎって勝利。掲示板には着差は10馬身と表示されたが,実際には50馬身以上離れていたそうだ。4戦目ナショナルブリーダーズSではスタートで10秒以上の大手遅れをするも,猛然と追い込んで首差の勝利。
その後も3戦し3勝でダービーは確実と思われたが,競争能力ゆえの後突症(
シンザンも悩まされていた)が致命的であり,結局引退。その後は種牡馬として数々の名馬を輩出しました。
余談ですが,
トキノミノルは本馬の奇跡の血量。