彼の新馬戦を見た数少ない人のひとりです。当日（昭和50年8月17日函館3R）は雨で皆傘をさしての観戦でした。パドッは大変空いていたが、彼が現れた時、一瞬陽が差したのを覚えている。私はビロードに輝いた彼の美しさに圧倒的な衝撃を受けた。あれほど美しい馬を私はいまだに見ていない。あの時の彼の姿そして瞳は紛れも無く神だったと思う。レースは58.8のレコードで駆け抜ける。その後壮絶なドラマが始まった。

同じ故障で命を奪われたにしても、キーストンやライスシャワーはただ不運としかいいようがないが、テンポイントのケースは明らかな人災だと思う。有馬記念からたった１ヶ月しかたってない時期にレースに出すことも馬鹿げているし、いくらハンデ戦とはいえ６６．５キロなどという斤量は異常であると言わざるを得ない。

近親や母親などのこの1族は国内の勝利数がなぜか11勝の馬がおおい
不思議♪

君はやはりとっても凄い馬だったんだね！
あの伝説の有馬記念。
スタートからゴールまでずっとトウショウボーイとの一騎打ち
日経新春杯であんな重い斤量を背負わせられなければ、
あんなかったと思うよ。
夢はかなわなかったけど、やはり君はとっても凄いよ！

ＴＴＧの三頭はみんな蹄葉炎に命を奪われてしまいましたね。
サクラスターオーの世代と一緒でまさに悲劇のだった。今でも１９７７年１月２２日の日経新春杯で「おっと、テンポイントおかしいいぞ！おかしい、おかしい。これはえらいこと、これはえらいことになりました。」の杉本さんの実況が脳裏から消えません。改めてご冥福をお祈りします。

昨日「不滅の名馬テンポイント」っていうテンポイントのビデオを借りて観たけど、これはすごい。馬もすごいけど、ビデオそのものの出来も今じゃちょっとお目にかかれない代物です。構成といい、語り口調といい、戦前か？と思ってしまいます。(決して馬鹿にしてるわけじゃなく)　詩の朗読とかあるし。必見ですね。

悲運の貴公子、美しい栗毛流星の関西馬の伝説。
多くの人々の子に孫に、君の事は語り継がれるだろう。

アクシデントのあったレースを見ていました。
小学生のときでした。
その後、テンポイントの死を悼んでレコードが出ました。聴くと今でも涙が出ます。きれいな星の入った馬が好きになったのは、テンポイントを見てからです。

私を競馬の世界に引き込んだのがあなたです。輝く栗毛。小学校３年生の私には奇麗な馬だなあ、の強烈な印象が
残っています。昭和５２年の有馬記念、テレビを叩きながら、応援したのが昨日のようです。それ以来私の好きな数字は３番。そう有馬記念のあなたのゼッケンです。残念ながら後世に子孫を残すことが出来なかったのが残念ですが、
あなたのことは忘れません。