平成3年5月に宮内牧場で誕生。
平成6年1月に栗東の布施正厩舎からデビュー。
初勝利をあげたのがその年の10月下旬。
6ヵ月の放牧休養を取っているものの、デビュー7戦目、秋の福島競馬の未勝利戦でようやく最初の勝ち星をマーク。
続く500万特別戦も5馬身差で楽勝。
その後、脚部不安で7ヵ月の長期休養を挟んで、4歳6月に戦列に復帰すると、900万条件戦を2連勝、さらに格上挑戦の小倉記念でも3着に好走。
都大路Sで控える競馬を身に着けると一気に上昇。
ゴールデンホイップTで武豊を背に快勝した。
その後平成8年の京都金杯を1番人気にこたえて優勝、重賞初制覇。
続く京都記念でも連勝。しかも名牝
ダンスパートナー以下を寄せつけずの圧勝劇を演じた。
初勝利から京都記念まではなんと10戦で8勝。
素軽い先行力と鋭い決め手で重賞戦線を沸かせた。
しかし、春の天皇賞で折り合いを欠き惨敗すると、移行は順調な競馬ができずに平成9年6月に登録抹消。
通算成績は22戦8勝(8,2,4,8)。
生まれ故郷の宮内牧場(浦河)で種牡馬入り。
種付け頭数こそ多くないが、名馬
トップジャンボを輩出した。
兄弟
シンブラウンは阪神大賞典を勝ち、菊花賞で3着。
シンミスアンサーは8勝馬。
シンチェストは京都記念馬。
コシノリュウオーは毎日杯3着。
ラッキーデージは5勝馬。