タフでスタミナに優れ、堅実に走った馬。
同期に天才ランナー
Colinがいた為に、若駒の頃は度々煮え湯を飲まされたが、この馬自身は大敗も無く、ベルモントSでは
Colinに最後まで食い下がったりと、トップホースの1頭であることを示し続けた。距離伸びて良い馬で、10f、10.5fでコースレコードをマークしたことがあり、12f、13fを得意とした。
Colin引退後は米競馬の主役の1頭として活躍。
4歳になってイギリスに遠征したが、欧州の芝が合わなかったのか、6戦して良い所無く、帰国後に引退種牡馬入りした。通算32戦10勝2着11回、主な勝ち鞍、ブルックリンダービー、ローレンスリアライゼイション、ジェロームH、ジョッキークラブS。
Fair Playの最高傑作と言えば、
Man o'Warであるが、他にも5頭の10万ドルホースを生み、ステークスウィナーは49頭に上る。1920、1924、1927の3度米リーディングサイアーを獲得、息子も
Man o'War、Chatterton、
Chance Playの3頭が
リーディングとなった。