初勝利を挙げるまでに6戦を費やし、しかもその勝てなかった5戦の中には競走中止やシンガリ負けも含まれていた馬が、初勝利を機に変身。
昇級戦の500万条件戦では3着に破れるも、その後ベンジャミンS、プリンシパルSとオープン2連勝で一躍クラシック候補に名乗りを挙げた。
1999年ダービーでは
ナリタトップロード、
アドマイヤベガ、
テイエムオペラオー、
オースミブライト、
ペインテドブラックに次ぐ6番人気に推され5着。
秋の復帰戦
セントライト記念で1番人気に応え優勝し、続く菊花賞では春の3強&
ラスカルスズカに次ぐ5番人気に推されるも、まさかのブービーとなり、しかもその後に長期休養を強いられることになった。
約1年5ヶ月ぶりのレースとなったエイプリルSでは7番人気の7着と長期休養の復帰戦としては上々の結果を得るも、続くオーストラリアTでは3番人気に推されるも9着と敗れてしまった。
その後挑戦した新潟大賞典では最下位。
そして続くエプソムCでは18頭中の16着とここでも惨敗したが、その後右前浅屈腱断裂で競走能力喪失と判明し、引退。
現在はブリーダーズSS(
サッカーボーイ、
ニホンピロウイナー、
タイキブリザード、
ステイゴールド、
オフサイドトラップもいる)で種牡馬となっている。
かなりの素質があったと思われただけに色々なケガ等でそれを大いに発揮出来なかったのは残念でしたが、それでもG2勝ちやG1入着とそれなりに実績や存在感を示していたと思います。
今年は種付け数もなかなか多かったみたいらしいし、将来産駒が父以上に活躍出来る事を祈っております。