1816、18年英リーディングサイアー。父は著名な大種牡馬、母父Dungannonは29戦26勝2着3回(うち1回がダービー)の強豪。Waltonも18勝している。
Sir Peter Teazle系で最後まで残ったのはSir Paulの系統なのだが(後にBuccaneerが出る)、Sir Paul自身は大した種牡馬でなく、19世紀前半はこのWalton系がSir Peter Teazle系の中心であった。
しかしHerod、Highflyer、Sir Peter Teazleのような支配力は持てず、他の系統に牝馬を供給するような形になり、その父系は衰退していく。
代表産駒は、Phantom(ダービー、1820、24年リーディングサイアー)、Nectar(2000ギニー)、St.Patrick(セントレジャー)、Partisan(サイアーラインを継ぐ)。