生年月日・産国:1956年米国産
所属厩舎:米国・Lucien Laurin ルシアン・ローリン厩舎
オーナーブリーダー:R.N.Webster
通算成績:2〜5歳まで走り、通算26戦14勝・2着4回・3着2回
主な勝ち鞍:
マザーグースS(ダ9F)、エイコーンS(ダ8F)、ガーデニアS(ダ8.5F)、メイトロンS(ダ6F)、デラウェアH(ダ9F)、ニューキャッスルS(ダ8.5F)。
獲得賞金:382,041ドル(当時)
受賞歴:1958年度
エクリプス賞最優秀2歳牝馬
血統背景:父は名種牡馬
Princequillo、母は
Quick Touchで
Persimmonの5×5のクロスを持つ。半弟に
Count Amber、甥に
TrafficやHunka Papaがいる。
距離の適正:ダート6F〜10F(約1200m〜2000m)
レースでの特徴:デビュー戦勝ちを含む2連勝でスカイラーヴィルSとスピナウェーSに出走、両方ともRich Traditionの3着に敗れた。1戦挟んだメイトロンSでRich Traditionに雪辱を果たすとガーデニアSまで3連勝で2歳シーズンを終えた。
3歳になり2戦目のエイコーンSをCobulに6・1/2馬身つける圧勝すると、続く
マザーグースSも1番人気に応えTolueneを3・1/2馬身離して1.49.4のタイムで快勝した。CCAオークスとデラウェアオークスで共にResacaに敗れ休養に入った。
4歳初戦は約1年振りのレースとなったものの快勝。トップフライトHとモリーピッチャーHでRoyal Nativeの2着を含む3戦1勝でニューキャッスルSに1番人気で臨み、Indian Maidを1・1/4馬身つけた1.43.2で優勝。連闘ながらデラウェアHでRoyal Nativeに9馬身差のリベンジを果たしたが、ダイアナHではTemptedに7馬身つけられた2着と敗れた。
5歳も現役続行、2戦して8・14着と大敗が続いたがその後は2連勝。ニューキャッスルS〜デラウェアHで連覇を狙ったが人気を裏切りAirmans Guideの11着・9着と勝てず引退した。
繁殖入りしてからは、直仔の
One for All(加チャンピオン)や
Caucasus(愛セントレジャー)が活躍。他にBanderilla、
Shill(
マルゼンスキーの母)、
Last Feather(ムシドラS・
Limber Dancer・Precious Featherの母)、
Euryanthe(Barkervilleの母)、
First Feather(米芝チャンピオン
Run the Gantlet・Head of the River・Lightning Leapの母)、Twill(Staff Writerの母)と輩出した。