大柄な馬で、幼少時から素晴しい動きを見せていたという。スタミナにものをいわせた逃げが持ち味であった。
わずか2戦目、3歳初戦で英ダービーに出走し、惨敗するが、その後ハードウィックS、英セントレジャーを勝ち、4歳でもハードウィックS連覇を果たすと、プリンセスオヴウェールズS、
エクリプスSでは同期のダービー馬
Lembergを圧倒した。その後、命すら危ぶまれる重度の骨折を負ってしまうが、一命を取り留め、種牡馬となっている。通算12戦8勝2着1回。2着は、
コロネーションCで
Lembergの後塵を拝したもの。
種牡馬としては、1923英
リーディングとなっている。代表産駒は、英ダービー馬
Sansovino、英2冠牝馬のTranquil、Saucy Sue、英セントレジャーを勝ったKeysoe、英1000ギニーを勝ったFerry、Bettina、ヨークシャーオークスを勝ったBlue Ice。種牡馬の父としても優れており、プリンセスオヴウェールズSを勝ち、3度英リーディングサイアーとなった
Blandford、
コロネーションC、
ドンカスターCを勝ち、米リーディングサイアーとなったSt. Germans、リッチモンドSを勝ち、米リーディングサイアーとなった
Challengerを出している。1932には、英リーディングブルードメアサイアーにもなっている。