所属厩舎:Todd A. Pletcher (USA)
馬主:King of Prussia Stable
生産者:Ed Stanco
生年月日:March 27, 2010
産国:USA・PA
通算成績:7戦5勝 (5-1-0-1)
昨年10月のPenn Nationalの未勝利戦でデビュー。ここは4着に終わったが、翌11月のPenn Nationalの未勝利戦を19馬身差で圧勝し勝ち上がると、続く12月のAqueductのアローワンスも5-1/4馬身差で圧勝。3歳となった今年初戦の1月のBusanda S.でも7-1/2馬身差で圧勝、続くBusher S.も7馬身差で圧勝。初勝利から圧勝に次ぐ圧勝で初重賞となるGazelle S. (USA-G2)に駒を進める。ここでは
Close Hatchesと差の無い2番人気に支持されたが、その
Close Hatchesにコーナーから競り掛けて行ったものの直線で競り落とされて3-1/4馬身差の2着に敗退。ただ今年から導入されたケンタッキーオークス出走権のポイントで50点を獲得していた為にPletcher師は本番へと向かわせると決断。そして迎えたKentucky Oaks (USA-G1)では前走の敗退で著しく評価を落とし38-1という屈辱的ともいえるブービー人気に甘んじる。だがレースでは道中後方追走から3コーナー手前でポジションを上げると、直線で低評価を嘲笑うかの如く伸びあぐねている上位僚馬2頭を尻目に押し切りを図った
Beholderを差し切り1/2馬身差で勝利。4頭出しで挑んだPletcher師に3度目のユリの花輪を齎した。また同馬はペンシルベニア州産馬というマイノリティの中で出色の存在ともなった。